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本質

更新日:2003.11.01

10月27日(土)秋田市で大学の校友会の東北支部長会議があった。
 私は山形支部の一員(会計担当)として4名で参加した。大学の経営陣から、常務理事・校友会から副会長が秋田に来られた。 「これからの大学の卒業生の組織をどうするのか」という議題であった。東北にある各支部の支部長の長い意見が相次いだ。 次に講演を控えていたので、司会(秋田支部)の方が、全部おわらないうちに意見の集約に入ってしまった。 「せっかく遠くから来ているので、まだ残っている支部に発言させるべきだ。」との意見が出て、続行になった。
結果的には「雨降って、地固まる」という事になった。 たまたま講演者が卒業生だったので、予定の半分の時間になってしまったが、同じ仲間なので了解してくれた。 でも大変おもしろい話で、もっと聞きたかった。

 10月28日(日)青森県に入った。私の無農薬みそのお米(無農薬無肥料栽培)を作ってくれている岩木町の木村秋則さんの所に行った。 青森県の米の作況指数が「71」と全国最低であり、太平洋側は「31」という状況であった。 木村さんのお米は強いので、どうにか大丈夫であった。

 平成16年1月27日(火)東京の三軒茶屋にあるキャロットタワーで、 第3回語らいステージ スローライフ・スローフード「どうなってるの、日本人の味覚」を開催する。
 料理の部と語らいの部に出席をお願いしている、弘前のフランス料理のシェフの方と夜、おいしい料理をごちそうになりながら話し合いをした。 木村さんと木村さんの仲間の農家の方が栽培している農作物を使ってレストランをされている。 木村さんからシェフの話を伺っていたので、前提の話はおわっていると思い、その先の話をしていた。
 そうしたら、「どうして、私でなければならないのか。シェフが必要なら、東京の知り合いを紹介してあげます。」と言われた。 想像もしていな突然の質問に私はとまどってしまっていた。 (スローフードだからお願いをしていたのだが)説明に自分でとまどいながらも一生懸命話をして、理解していただいた。

 大学の校友会の所では、組織が大きすぎ、すぐどうこうになるものでもない。主催県としては、スケジュールの問題もあった。 私の語らいステージの打ち合わせの件は、木村さんを通しての話であったので、私に甘えがあったのかもしれない。
 共に「本質」のところで話が不充分であった。反省。

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