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青森・北海道

更新日:2005.11.01

10月1日(土)「手造り長谷川みそ」(旧商品名 無農薬みそ)のお米(栽培期間中農薬不使用肥料不使用 あきたこまち)を作ってくれている青森県の木村さんに8月に引き続き会った。木村さんのそばにいる事ができたので「無農薬」について、あたりまえの事であり、疑問を持つ事もなく、今まで何の躊躇もせず、まっすぐみそ造りをする事ができた。資金繰りの苦労は思い出すが、みその販売の苦労は思い出せない。本当は販売が大変だったから、資金繰りも大変だったのだが、不思議なものである。弘前に泊まり、木村さんの友人と三人で楽しく酒を飲んだ。

左:木村さん 右:私

左:木村さん 右:私

10月2日(日)札幌に着く

10月3日(月) 札幌から電車で旭川ヘ行った。秋の収穫で忙しい時なので仕事の邪魔にならない様に夕方、大豆を作ってくれている佐藤さんに迎えに来てもらい、車で一時間上川郡剣淵町に行った。その足で宿泊先へ行き、佐藤さんと酒をのんで話をした。 10月4日(火) 朝食をすませ、大豆の栽培確認のため、佐藤さんとほ場を回った。今までの所は、去年の様な台風の被害もなく、まあまあである。実際には収穫してみないとわからない。佐藤さんのお父さんとお母さんに会った。三人の会話「忙しくて、忙しくて、でも、どうしていつも貧乏なのだろう。」毎年の会話である。しょっちゅう電話をかけているので、久しぶりに会った気がしない。佐藤さんに旭川まで送ってもらい、大豆農家の井伊さんの所へ電車で向かう。

左:佐藤さん 右:私

左:佐藤さん 右:私

井伊さんに岩見沢駅まで迎えに来てもらい、石狩郡新絛津村へ、井伊さんの奥さんも、農家になじんだ感じがする。井伊さんの家に行ってお父さんとお母さんに会った。お母さんが「社長、うちの息子をよろしくたのみます。」と今年も言われた。お母さんの気持ちがひしひしと伝わってくる。夜、宿泊先で井伊さんと酒をのんだ。私は、今の営業の苦労話を具体的な例を出して話をした。物をつくるのも大変だが、売る事はもっと大変な事である事を知ってほしかった。

左:私 右:井伊さん

左:私 右:井伊さん

10月5日(水) 朝、井伊さんとJA新しのつの伊藤部長と会って話をした。そのあと、山形へ帰路。

 リンゴを中心に米も作っている青森の木村さんは、農薬も肥料も使わないので「お金がかからない。」と言う。もちろん耕作面 積は小さい。

 北海道の佐藤さんは、畑作のみで、30町歩。機械と草取等の手作業のためのアルバイトの人件費で大変である。

 北海道の井伊さんの所は、現在12町歩で、畑、水田の両方をやっている。JAの指導で15町歩まで増やす予定である。昔、米を作っていたので7~8町歩でよかったが、休耕田等により、花を作ったり、畑になったりして、田んぼと畑の両方の機械が必要になり大変だそうだ。

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