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今月のコラム

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3・11以降(1)

更新日:2011.05.01

3月11日の東日本大震災以降、どうも涙腺が弱くなったのか、震災のテレビを見るたびに、自然と涙が出てきます。
 ゴールデンウィークですが、私は明治屋広尾ストアー(4月29日~5月1日)、紀ノ国屋インターナショナル[青山](5月3日~5日)、紀ノ国屋渋谷店[東急本店地下](5月7・8日)に、今回の大地震に際してご心配いただいたお礼をこめて、元気な姿をみてほしいと思い、売り場に立っています。
 去年のゴールデンウィークは「手造り長谷川みそ」の仕込みをしていました。仕込みの始まりが、春の寒さで例年より遅れました。そして、夏は猛暑となってしまい、お客様には、ご迷惑をおかけしました。また、北海道では、長雨と猛暑の影響で、「手造り長谷川みそ」「手造り黒豆みそ」の原料の大豆が虫の害を多く受け、収穫量が3割減ってしまいました(以前、一度、冷害で2割減の時がありました)。
 みその仕込み期間中は、ほとんど山形にいて肉体労働をしていますが、今年は少々時間が出来たので、東京に出て来ました。
 大震災のテレビ報道、福島第一原発事故関連のニュースの中で、牛や豚、犬や猫が野原や道路をさまよっているのを見るにつけ、生きものは、人間を含めて、ほかの生きものの命をいただいて生きています。もっと真摯に自然に向き合っていかなければならないとつくづく思い知らされています。

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