お知らせ
information人口減少
毎年、高校の合氣道部のOB会が、1月2日午後4時より、いつものホテルで行なわれ、私はずっと参加しています。合氣道は、武道ですが、試合はありません。運動の苦手な私にとって、大変ありがたい運動部でした。からだは動かせるし、精神修養にもなります。そして、今でも「氣」は、私を支えてくれています。母校には、合氣道部の立派な道場があります。今年のOB会で顧問の先生から、「合氣道の存続がきびしくなった。」との話がありました。突然の話で、一同びっくりです。人口減少により、生徒の数が減っていくので、今年の入試から一学級減となり、先生の数も減っていき、部活の顧問の先生が足りなくなってしまい、部の再編が進んでいく様です。みんなでどうにかしなければならない。「人口減少は、今まであった事が、なかった事になるのです。」
国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来推計人口」(2017年)によると、日本の総人口は、2015年は1億2710万人、私が老いる頃の2040年は1億1092万人、私の子どもたちが老人になっていく2065年には8808万人と予測されています。人口減少問題は、すべての人に大きな問題になっていくと思われます。
新年おめでとうございます。
旧年中、大変お世話になり、誠にありがとうございました。
春には、平成から新しい年号に変わります。今までも、そしてこれからも、ずっと皆様に「このみそ、おいしいね。」と言っていただける様、精一杯家族で力を合わせて、みそ造りに励んでいきたいと思います。
本年もよろしくお願い申し上げます。
今年は異常気象だった
12月に入っていますが、冬らしくない。例年より、暖かい。まだ雪らしい雪を見ていない。やっと週末に冬がやってくる様だ。山形では、長雨・日照不足と思っていたら、今度は猛暑で水不足。と思っていたら台風と今年一年、変な天気だった。日本全国、台風・地震を初めとして異常気象の一年でした。この冬は、暖冬と言われていますが、どんな天気になるか、わかりません。穏やかな天気であって欲しい。
さて、今年は猛暑の影響で、天然醸造のため、みその発酵が進み、例年よりみその色づきが進んでいますが、おいしいみそに仕上がっています。よろしくお願い申し上げます。
寒くなりました。
11月に入り、寒くなってきました。山形にある蔵王山や月山等の高い山には、雪が降り、家にある夏つばきやはなみづきの木は、紅葉がきれいです。
ただ今、みその仕込みをやっています。寒い寒いと言いながら、朝の5時から仕事を始めています。気温は平年並みと、天気予報は伝えていますが、今年は猛暑だったので、からだが余計に寒く感じているのかもしれません。私は、年なので、けがをしない様に気をつけながら、毎日、力仕事をしています。
台風21号、そして大地震
私は毎年、お世話になっている農家さんに会いに行っています。9月2日からは北海道に行っていたのですが、9月4日は「台風21号」がやってきて、風や雨の音がすごくて、よく眠れませんでした。
9月5日午後に札幌に入り、ホテルでゆっくりと休めると思っていたら、9月6日午前3時7分、大きな地震(北海道胆振東部地震)がおこり、目をさましてしまいました。そのあとは、皆さんもニュースでご存知の通り、北海道全域で電気が止まる「ブラックアウト」が発生しました。エレベーターが止まり、ホテルの室が8階で、何度も非常階段を昇り降り、たべものは?飲み物は?携帯電話の電源は?、いろんな事がありました。日常生活ができるのが、どんなにありがたいかを知りました。
9月8日午後から、千歳空港発山形空港行が動き、無事に山形に帰る事ができました。9月6日7日8日は、何もする事ができませんでした。千歳空港にある店は閉まっており、食事もできず、買い物もできず、若い観光客の人が、コンビニがあいていた様で、おみやげに北海道のカップラーメンをバッグに入れていました。
今年の北海道は、異常気象・台風・地震で大変な1年になっていますが、日本全国で異常気象・自然災害が続き、もう、終わりにして欲しいです。
雨が足りないと思ってたら、8月は豪雨
前回のコラムで、猛暑でしかも雨が少なくて困っていると書きましたが、8月は、今度は豪雨。山形県は、8月5日6日、そして、30日未明から31日にかけて、二度の豪雨があった。特に月末の豪雨は、山形県北の最上地方で、災害救助法が適用になる事になった。戸沢村蔵岡地区では、二度も床上、床下浸水の被害に遭い、気の毒であった。9月に入ったら、台風21号がやってくる様だ。今年は、日本全国、大変な年になっている。
8月8日、毎年の事であるが、有機JASの検査で北海道有機認証センターから、検査員が来られ、いろいろと調べていった。無事、終わった。家族でみそを造っている私どもにとって、生産量も少ないのに、有機JASを維持するのは、大変な事です。
農作物が心配です
西日本豪雨・台風12号で被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
8月1日、山形県庁で「猛暑・小雨渇水などの異常気象に係る緊急会議」が、知事・県幹部20名で開催された。
8月2日は、JAさがえ西村山と農家の皆さんが、寒河江八幡宮で「雨乞い」の儀式が行われたりしています。
私の住んでいる山形市は盆地で、過去に最高気温40.8度を記録した所で、例年暑いのですが、いつまでこんな熱波が続くのでしょうか。今年は30年に一度の異常気象で、仕事柄、農作物が心配です。皆様、くれぐれもお体にご留意下さい。
へとへと
今日、前半の製品みその仕込みがおわった。
7月20日以降の梅雨明け後の暑さが来ないうちに、仕込みをおわそうと思って、今年の予定を組んだつもりでした。何と、ここ数日、梅雨明けの猛暑の状態でした。山形市の最高気温が、6月30日37.5℃、7月1日34.9℃、7月2日36.0℃、7月3日35.5℃、7月4日29.3℃、7月5日28.8℃でした。みその仕込みは、わが家ではきびしい肉体労働なので、からだがへとへとになってしまいました。今年は、空梅雨かと思っていたのですが、これから、梅雨状態に入る様です。でも気温は高めです。2日間休んで、また気を引き締めて、7月18日まで、地元の家庭用のオーダーメイドの仕込み味噌の仕事をします。
ひとまず製品みそがおわって、からだも心も、ホッとしています。
手造りみそは肉体労働
毎日、みその仕込みと言う肉体労働をしています。職業柄、肩が痛い。特に右肩が痛いです。腰も痛いです。そして今年は、とうとう、膝に自信がなくなってきています。1つ1つの動作に気を使って、仕事をしています。手造りみそは、少量生産の肉体労働の世界です。
家族で、おいしいみそを造るため、がんばっています。
こうじ蓋
朝9時に、いつもお世話になっている大工さんが、新しく作ったこうじ蓋(山形では、さし板と言っています)を納品しに来てくれました。麹(こうじ)を造る時に使う容器(木箱)です。今年の冬仕事として、自然乾燥した山形県産の杉材を使って、コツコツと地道な作業をしていただきました。ありがとうございました。
私も、これからも地道にコツコツと手造りをして、おいしいみそを造っていきたいと思っています。
今月のコラム 手間暇かけて(5) 2016.11.05 参照