今月のコラム
column原点
新年あけましておめでとうございます。 本年もよろしくお願い申し上げます。
生産者サイドは、金もうけから入る物づくり。消費者サイドでは、便利・簡単・他人任せ。そんな中で、ここまで食の混迷と不信が募ってきた。 私たちは「原点」に帰る必要がでてきたようだ。建前の理想など掲げてもどうしようもない。 現実をみつめ、現実の中から少しでも良い方向へと時代を導いていかなければいけない。生産者として、消費者として。 そしてもっとも忘れられているのは、人間社会が共同社会として担う責任の問題である。
私たちは、この冬、いろんな話をしようと集まる予定でいた。北海道か青森で。私のみその無農薬大豆を作っている佐藤さんから、 「長谷川さん、何かやろうよ!」と言ってきた。時間の制約もあり、山形でやる事になった。 農業と食の安全を考える語らいステージをする事になった。 2001年11月、幕張メッセで農林水産環境展の特設ステージで私たちが行なった語らいステージの第2弾である。 (ホームページ2001年11月、12月参照)
主催:語らい実行委員会(代表・長谷川裕市)
日時:平成15年2月23日(日) 午後1時~3時30分
場所:生協共立社コープ桜田3階(入場無料)
BSE問題、偽装問題、無登録農薬問題と次から次へとふきだす食の不信。この様な中で、「本当に無農薬栽培は可能なのか」 「大規模農業へと移行する事が、本当に日本農業の未来になるのか」「消費者として、食の安全、日本の食をどう考えたらいいのか」 個人個人が自分の意見を述べあう。
出演者は、私のみその契約栽培農家の皆さんで、無農薬大豆を作っている北海道の佐藤さん、無農薬米を作っている青森の木村さん、 山形県遊佐町の真嶋さん、私の友人である東京の伊庭さん、京都の松井さんの女性二人も加わり、私が司会となって行う。 主催者は、出演者である私たち6人である。
●第1部 無農薬の世界
[講演]「無農薬無肥料、木村秋則の世界」
~無農薬のりんごの話(青森県 木村秋則)
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無農薬米について(山形県遊佐町 真嶋 一)
無農薬大豆について(北海道 佐藤剛裕)
●第2部 食の安全と農業について
[講演]「大規模農業の光と影」(東京都 伊庭みか子)
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食の安全について(京都府 松井 環)
農業について(出演者全員)
詳細については、2月のコラムで書きます。ぜひ、おいで下さい。
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