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妻の入院

更新日:2006.11.01

10月31日午後2時28分、私は「食堂談話室」にいる。でも、ここは食堂ではない。病院にお見舞いにくる人と患者さんとの交流の場である。今、妻が手術室に入った。「スローライフ談話室」をいつもは、月末の夜か1日の午前中に書いているが、まわりの人の話し声の中で書いている。
 10月26日、東京に向け、お昼の山形新幹線に乗るため、山形駅の改札口を通ろうとした時、電話があり、タクシーで個人病院に行き、総合病院に移った。年齢的側面もある婦人科疾患である。2週間位かかると言われて、私のような小さな自営業では、仕事の半分を妻が担っているので、改めて、いろいろと考える事がある。子供は社会人と大学生2人で東京方面にいる。妻とは一日中いっしょにいる生活なので、いざ「一人」になると大変である。動物の世界で番(つがい)という言葉があるが、私と妻は生活でも仕事でも、まさしく、つがいである。
 4時15分、先生より手術の報告があり、「無事」おわってホッとした。4時25分、手術室を出てきた。4時35分、面会した。夢を見ていたそうだ。「大丈夫、うまくいったよ」と声をかけた。
 皆様には、2週間程多少ご不便をおかけしますが、よろしくお願い申し上げます

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