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第3回語らいステージ(案)の案

更新日:2003.05.01

2月の第2回語らいステージでは、皆様のご声援をいただき、有意義な語らいステージ(H15.3月のコラム参照)になりました。 本当にありがとうございました。平成16年1月(もしくは2月)に東京にて第3回語らいステージを行う事になりました。

 なぜ語らいステージを行うのか。私は、みそを造っています。一生けんめいみそを造って、売って生計を営んでいます。 でも、みそを造りながら今の食を考えていると、「どうしても、言わなければならない」そんな感情にかられるのです。 「物をつくって売って、もうかればよい。」「利益を上げれば、それが一番立派な事だ。」と言われるこの時代、私だってお金は欲しい。 でも、お金のために大事な事を忘れて、利益追求に走る食の現実を見ると、お金に縁のない私であるが、やはり言いたくなる。

 第3回語らいステージのテーマは「ナチュラル・テイスト(自然の味)」です。
 素材を大事にしよう。素材がもっている本来の味、自然のおいしさをもう一度見直そうというテーマです。

 いつも私が述べている事だが、食の安全は、自分が守るものである。他人の表示によって守られるものではない。 表示はいつまでたっても、利益追求の食の時代であれば、偽装はなくならない。 大量生産の時代には添加物も少なくならない。人間も動物である。本能を研ぎすまして、食の安全を自分で判断しなければならない。 そのための能力としての素材の味をもう一度学習しよう。

 今の子どもたち、そして未来の人たちのために、自然がもつ素材の意味をもう一度考えてみませんか!


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