今月のコラム
column大きな変化
1月は5日からみその仕込みを始めました。
その後北海道へ6日間行きました。2011年12月にけがをしてずっと入院している「あい菜農園」の佐藤剛裕さんのお見舞いや、大豆・お米の農家さんとの打ち合わせ、そして有機JAS認定機関との話し合いをして来ました。
今年は、農業関係では、環太平洋パートナーシップ(TPP)や、JA(農協)改革。私たちの業界では、食品表示法、改正景品表示法が出来て、表示などで大改革が行われます。全国味噌工業協同組合連合会では、全国味噌業公正取引協議会で、全国8ブロックで説明会が開催されます。今年は、大きな変化が起こりそうです。
新年あけましておめでとうございます
新年あけましておめでとうございます。 旧年中は、大変お世話になり、誠にありがとうございます。 本年もよろしくお願い申し上げます。
12月から、山形は例年になく雪が多く、山形新幹線も運休になったり遅れたりしています。お正月を迎えましたが、雪が多く、きびしい冬になっています。季節の方も仕事の方も雪解けが待ち遠しいです。
今年も一生けんめい、家族みんなで力をあわせて、がんばっておいしい味噌を造っていきますので、よろしくお願い申し上げます。
看板
2011年9月に父が、10月に母が亡くなり、満3年が過ぎました。私は、今60歳ですが、やっと自分の看板を揚げる事ができました。
三代目の父の看板は「味噌麹製造業 長谷川市十郎」という個人名の入った看板でした。私は、玄関に入った左側の壁に父の看板を揚げて、残しておこうと思っています。
毎日玄関を何度も入るたびに、新しい看板の「本物の時代」が目に入ってきます。毎日毎日こころに「本物の時代」を刻んで、家族一丸となってがんばっていきたいと思っています。
これからもよろしくお願い申し上げます。
有機加工食品(味噌)の生産工程管理者に認定されました
秋の紅葉も里に降りてきて、きれいな季節となってきました。そして、紅葉も落ち、冬へと向って行きます。
さて、有機JAS法の農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律に基づき、2014年10月10日日本農林規格登録認定機関 株式会社北海道有機認証センター(ACCIS)にて、有機加工食品(味噌)の生産工程管理者に認定されました。[認定番号 B14-101001]
認定以降に製造された「手造り長谷川みそ」「手造り黒豆みそ」は、法定表示の名称に「有機みそ」と表示し、ラベルに「有機JAS」のマークを付ける事が出来るようになりました。
天然醸造で造っていますので、味噌は仕込んで熟成させ、出荷するのに一年以上かかります。有機JASマークの付いた「手造り長谷川みそ」「手造り黒豆みそ」の出荷は、来年の2015年11月後半から12月頃になる予定です。
「手造り黒豆みそ」について
10月15日出荷分より、大豆とお米が変更になりました。大豆とお米は、有機JAS認定の国産有機黒大豆と国産有機米になりました。大豆・お米の産地は北海道です。おいしい味噌に仕上っていますので、よろしくお願い申し上げます。
後半のみその仕込み
ここ何年か、8月に続き9月にも暑い日が続いてきましたが、今年は、本当に久しぶりに8月下旬から気温が下がり始め、今は肌寒い日もあります。
今年は、仕事の合間を見ながら、小さな仕事場(味噌工場とは、とても呼べるものではありませんが)の修繕をしてきました。普通は、9月中旬には後半のみその仕込みを始めるのですが、まだ修繕が終っておらす、10月6日(月)より仕込みに入ります。
原材料も入ってきており、心を込めてみそ造りに励みます。
「手造り長谷川みそ」について
ここ数年、8月9月とあつい日が続いてきましたが、今年は、久しぶりにお盆が過ぎたら、朝晩涼しく過ごしやすい気候になりました。虫の音も聞こえ、秋が早い様な気がします。
2014年6月1日のコラムで書きましたが、新しい大豆とお米の味噌が出来上がり、8月17日より出荷を始めました。大豆とお米は、有機JAS認定の国産有機大豆と国産有機米に変更になりました。おいしい味噌になり、ホッとしています。大豆は北海道で、お米は北海道を中心に、一時期兵庫県になります。
これから、色々と情報を発信していきますので、よろしくお願い申し上げます。
例年通り暑いです
今日、所用で東京に来ています。
今年はエルニーニョで北日本は冷夏の予報でしたが、秋にずれ込むとのことで、例年通りの暑さになるようです。
7月29日でみその仕込みが終り、やっと肉体労働から解放され、からだも心も休息したいと思っていましたが、東京の暑さ、地面やビルからの熱で、ちょっときびしい。今夜も熱帯夜になるのでしょうか。
わたしのみそは、天然醸造なので、今の時期は暑くならないと困るので、冷夏にならなくて助かります。
秋に、また、みその仕込みが始まります。
真夏日
今日は6月1日です。数日前から毎日、真夏日です。最高気温が31度、32度という状態です。今日も31度でした。明日は32度の予報です。エルニーニョ現象で、7月8月は、北海道・東北は冷夏の予報になっており心配です。
今日から、「手造り長谷川みそ」の切り返しを始めました.去年の6月に仕込んだ味噌で、大豆、お米の生産者や品種が新しくなり、仕込んでいる時に「大丈夫、おいしい味噌になる」と信じていましたが、やはり味噌になってみないとわかりません。夏ごろから販売予定の味噌ですが、味を確かめ、「大丈夫、おいしい味噌になった」と、ほっとしています.
さて先月に引き続き、鳥の話ですが、5月下旬からウグイスに変わりカッコウが「カッコー、カッコー」と朝から鳴いています。
電信柱には二本の電線が渡されていて、一方にはヒヨドリ、もう一方にはカラスが止まっています。ヒヨドリが激しくカラスに向かって鳴いて威嚇しています。気が弱いカラスなのでしょうか、横を向いてしまいました。時には、ヒヨドリがカラスを追い払っている事があります。子育ての季節です。必死なのでしょう。
ところで、ウグイスさん、ヒヨドリさん、カッコウには気をつけて下さい。
手造りみそ
毎日、ウグイスが「ホー、ホケッキョ」と鳴いている。妻といっしょにどこで鳴いているんだろうと探してみるが、どこにも見つける事ができない。近所の人も「今年は、多いね」と言っている。
今、みその仕込みをしている。朝5時半には仕事を始めて、夜遅くまで働いている。息子が言う、「休みがぜんぜんないね」と。麹を造るのに4日間かかり、仕掛かりの仕事が続くので、みそ造りが始まったっら、休みがない。また、「こんなに働いて、こんな量しか造れないの。効率が悪いね」と。「手造りでしているので仕方がない」と私が言うと、息子は「わかっているけど……」と。
和釜で大豆を煮て、和釜の湯気で米を蒸して、麹蓋(我が家では、「さし板」と言っています)で麹を造って、これでは少量しか、みそを造る事ができない。
手造りをしている限り、山形の小さなみそ屋で一生を終えていくしかない。でも、私はそれでいいと思っている。そして、息子達も理解していると思う。
4月12日(土)、世田谷区民会館で、NPO法人木村秋則自然栽培に学ぶ会主催で、木村秋則特別講演「世界に広がる自然栽培の科学と実践」と、弘前大学杉山教授講演「自然栽培の科学と未来」。そじて、今は俳優をやめたそうですが、菅原文太氏(農業生産法人(㈱)土竜自然農園おひさまの里代表)の講演「人も土も肥やす」がありました。1,000名を越える入場者があり、大変楽しい講演でした。
木村さんは、自然栽培の普及のため、ハードスケジュールとなっており、大変な様でした。私も、木村さんに負けない様に、手造りのみそ造りにがんばっていきたいと思っています。
消費税
山形は、梅の花が咲き始め、桜の開花は4月中頃のとの予報が出ています。でも、週末の天気予報には雪マークが付いています。
今日は4月1日です。3月後半から消費税に関してテレビや新聞がいろいろと報道していましたが、消費税は現実的に5%から8%になりました。3月1日のコラムでも書かせていただきましたが、内税方式から外税方式(本体価格+税)に変更させていただきました。
また、ヤマト運輸株式会社の全国的な送料値上げに伴い、やむを得ず送料を改定させていただきます。お客様には大変申し訳ございませんがなにとぞご了解のほどお願い申し上げます。
新送料[クロネコヤマト宅急便]
東北・関東 | ……… | 450円+税 |
信越・北陸・中部・関西 | ……… | 550円+税 |
北海道・中国・四国・九州 | ……… | 850円+税 |
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