今月のコラム
column無題
21世紀、新年あけましておめでとうございます。旧年中は大変お世話になり、ありがとうございました。本年もそして21世紀もよろしくお願い申し上げます。
さて、20世紀最後のクリスマスの日、夕方仕事を終えて、妻とスーパーに買い物に行った。夕食を作る時間がなくなり、店内で別 々に買い物をして車に戻った時の妻の話。それは納豆売場での30代前半の夫婦の会話だった。
夫・「遺伝子組み換え大豆を使用していない納豆を買おう。」
妻・「うん。」と言って、いろいろ手に取って見ている。
夫・「あっ!これ、有機無農薬大豆使用と書いてある。でも、どこの産地の大豆だかわからないなぁ?」
妻・一生懸命探して「あっ、これは山形の地豆使用と書いてある。これにしよう!」
夫・「うん。」
私の妻もそれと同じ納豆を買ってきた。
ところで、そう言えばたまに生協にみそを持ち込んで直接売っている。500gの無農薬みそのカップを、20代30代の人たちが、何も言わず黙って買っていく。不思議に思っていた。添加物に生まれた時から汚染されてきた世代の人たちが、今一番安全を気にしている。自分もアレルギーに悩み、生まれてきた子どもたちも病んでいる。20世紀は「飽食」という名の食の崩壊で終わったのかもしれない。
私は、今年の年賀状にこう記した。21世紀も「本物の時代」を一心に念じ、人生を全うしたいと。
無題
今年も、もう12月になり、20世紀最後となりました。11月20日よりホームページを開設しましたが、今月より毎月「今月のコラム」を掲載することになりました。末永くよろしくお願い申し上げます。
20世紀は創造と破壊の世紀でした。20世紀末の現在は、破壊の状況へと向かっていると思われます。創造のための破壊であって欲しいと思います。
私の家では、江戸末期「おとま」というおばあさんが、麹(こうじ)を取り扱う仕事を始めたのがはじまりでした。我が家の20世紀は、おとまばあさん、そして初代市次郎、2代目市治郎、3代目市十郎、そして私が4代目裕市として、どちらかと言えば貧乏商売で、細々と庶民のみそ造りに関わってきました。21世紀、みそはどうなっていくのか?食と食文化を考えながら、21世紀を迎えようとしています。
【お知らせ】
みそを売っているお店はどちらですかとのお問い合わせがありました。以下のお店で取り扱っております。
店名 |
「やまがたプラザゆとり都」 特みそ・特特みそ・無農薬みそ 各500gカップ入り |
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住所 |
千代田区霞ヶ関3-8-1 虎ノ門三井ビル1F |
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TEL |
03-3504-8711 |
FAX |
03-3504-8744 |
営業時間 |
AM10:30~PM7:00 土日・祝祭日休み |
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交通 |
地下鉄虎ノ門駅徒歩1分 |
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お願い |
みその展示数が少ないので、お電話にて在庫をご確認の上、お出かけ下さい。 |