今月のコラム
column有機JASマークが付きました
「手造り長谷川みそ」「手造り特みそ」の値上げのお願い
食料品の値上げが続く中、大変申し訳ございませんが、「手造り長谷川みそ」「手造り特みそ」の値上げをお願いする事になりました。新興国の食生活の向上により、世界的に大豆の需要がひっぱくし、輸入大豆価格が高止まりしており、それにともない国産大豆も高くなっています。「手造り長谷川みそ」は、大豆の値上がりと有機JAS関連経費のため、そして「手造り特みそ」は10年以上値上げをしておらず、また大豆の値上りもあり、価格を改定させていただく事になりました。できるだけ値上げを極力押さえました。
本当に申し訳ございませんが、皆様のご理解を賜ります様、お願い申し上げます。
ホームページが新しくなりました
山には紅葉が始まり、いよいよ秋になってきました。9月1日リニューアルの予定が、9月20日に遅れてしまい申し訳ありませんでした。
2000年11月20日ホームページが立ち上がり、2000年12月5日第1回の『今月のコラム』が始まって、今日まで毎月1回の更新を重ねてきました。『今月のコラム』は、私の仕事の履歴となっています。
これからも皆様にいろいろとご意見をいただきながら、より良いホームページにしていきたいと思っています。
よろしくお願い申し上げます。
肌寒くなりました
お盆が過ぎ、8月下旬から最高気温が20度前半の日が続き、肌寒くなり、半袖から長袖に衣替えをしました。秋雨前線の影響で、雨が降る日が多く、太陽が顔を出す時間も短いです。仕事柄、作物の生長具合が心配です。
ホームページのリニューアルの件ですが、作業が遅れており、9月中旬頃にはアップしたいと思います。
8月は20日~22日に岩手県から職人さんが来られ、和釜と炉のメンテナンスをしていただきました。
25日は札幌から、北海道有機認証センター(ACCIS)の有機JASの検査員が来られ、有機JAS法に基づいて業務の検査をしていました。去年の10月10日に有機加工食品(味噌)の認定を受けました。11月頃をめどに「手造り長谷川みそ」「手造り黒豆みそ」に有機JASマークが付く予定になっています。
9月上旬に、建物の修繕のため、大工さんと電気工事屋さんが入ります。毎日、気が休まる日がありません。
高温注意報
先月のコラムで書いた心配事が、まるで嘘の様に暑い日々が続いている。エルニーニョ現象で太平洋高気圧の張り出しが弱く短い夏になりそうとの予報で、天然醸造で味噌を造っている私としては内心、心配していました。ところが「高温注意報」が出て、山形では農作物の管理に気をつけて欲しいとニュースで伝えている。
毎日、最高気温が35度前後になっており、いつもの山形の夏になっていた。でも、私としては、味噌の醗酵に必要な温度が確保でき、順調に味噌になっていて、ホッとしています。
さて、9月1日をめどにホームページのリニューアルを予定しています。多少遅れることもあるかもしれませんが、よろしくお願い申し上げます。
梅雨入り
気象庁は、6月26日山形が梅雨入りしたと見られると発表した。平年より14日、昨年より21日遅く、最も遅かった1967年に並んだそうです。
6月は、雨の日が少なく、陽も照るが風が冷たく変な天候であった。どうも、梅雨明けも例年よりも遅くなるようである。
私は、今、「手造り長谷川みそ」の仕込みをしており、7月12日に終わります。その後は、山形市内の家庭用の仕込みみそを造って、前半期の仕込みが終了します。
一つ心配なことは、夏が8月の1ヶ月ぐらいで、すぐに秋になってしまうのではないかと言われていることです。私の製品みそも、山形市内の家庭の仕込み味噌も天然醸造なので、みそが醗酵するのに、真夏日が1ヶ月以上は欲しいので、太陽にはがんばって頂きたいです。
「板そば」と「板麹」
ゴールデンウィークの5月2日から6日まで、長男夫婦が孫二人をつれて遊びに帰ってきました。山形といえばそばで、近所にあるそば屋にお昼食べに行きました。山形のそばの代表とも言える寒ざらしそば※と、やはり定番のゲソ天を注文しました。みんなはおいしいと喜んでくれました。
さて、木箱に冷たいそばを盛るのが、山形では「板そば」といっています。私のみそで使う麹(こうじ)を作る杉の板でできている木箱は、おもしろいことに「板そば」の木箱と大変似ています。 そんな木箱を我家では「さし板」と言っていて、できた麹は「板麹」と言っています。また、我家で言う「さし板」は、みそ業界では「麹蓋(こうじぶた)」と言っています。そして、「手造り」の公正表示では「麹蓋」で造った麹を使う事が大事な要件の一つになっています。
※「山めん寒ざらしそば」:秋に収穫したソバを、厳冬の冷たい清流に10日ほど漬け込み、さらに寒風にさらして乾燥させてできた「寒ざらし玄ソバ」を碾いて打ち上げたもの。大寒の日から清流に浸すことでアクが抜け。さらに寒風にさらすことで、舌触りもよく、甘みと淡泊な味わいのそばになるとのことです。
みその仕込みを始めました
4月に入り、みその仕込を始めました。お客様から、「なぜ、冬はみその仕込みをしないのですか。」とよく聞かれます。私の家では、大豆と米(米麹)と塩しか使いません。天然醸造ですので、冬に造っても、米麹が働かないので、ほとんど発酵が進みません。温度がかからないと、みそになっていかないからです。
4月から7月は、製品みそと地元の家庭用の仕込みそを造っています。去年のゴールデンウィークな、製品みその仕込みをしていましたが、今年は、長男ファミリーが山形に来るので、仕事は休みです。
29日、30日、5月1日、東京・神奈川方面の明治屋さんと紀ノ国屋さんの各店に顔出しに行ってきました。みその仕込は、11月まで続くので、行ける時間を見つけて営業をしています。
今日5月1日です。帰りの山形新幹線は混雑していました。明日は、かわいい孫がやってきます。
いろいろ大変です
桜の便りが各地から届いています。山形の桜の満開は4月中旬になりそうです。今日は4月1日です。乳製品やトマトケチャップ、食用油、チョコレート、ウイスキー、業務用小麦粉他多くの食品が値上げになりました。大豆は去年から高騰しており、私の所でも、大豆が値上げとなっています。
平成26年産北海道有機大豆が入荷をし、「手造り長谷川みそ」から、みその仕込が始まります。去年10月10日有機JASの認定を受け、「手造り長谷川みそ」「手造り黒豆みそ」が有機JASの対象のみそとなりました。有機JASの認定を取得するため認定に関わる諸経費のみならず、去年の春より建物をはじめとして様々な環境整備を行ないました。自営業で家族4人でやっている小さな味噌屋としては、有機JAS認定の取得は大きな出費となってしまいました。
皆様においしい味噌を届けるため、これからもがんばっていきますので、引き続きご支援の程よろしくお願い申し上げます。
みそ爺
2月28日(土)・3月1日(日)の二日間、日本橋髙島屋の地下一階にある明治屋ストアーのみそ売場で『手造り長谷川みそ』のPRをしてきました。まわりにも、多くの食品のテナントがあります。
みそのPRをしていたら、近くのお店の人から声をかけられました。まわりのお店の人たちが、私がPRに来ると「今日、みそじぃが来ているよ」と声をかけ合っているそうです。私は「やさしくて、たのもしい」と思われているそうです。
みそは、それぞれの家庭の味があり、変える事がむずかしいもので、そう簡単には売れません。まして、私は試食販売が苦手で、大変苦労をしています。でも、めげずにがんばっている、そんな姿から、そう思われているのかも知れません。
山形から東京のどまん中に来て、みそのPRを続けていますが、まわりの皆様に愛称で呼ばれている事を知り、心が和みます。
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